5 : 介護業界の展望に関して

 

恐るべきスピードで少子高齢化が進む日本。

避けられない問題の一つに介護人材不足が挙げられます。

 

パーソル研究所、中央大学が共同で今後の労働需給についてシミュレーションした結果によると、

介護業界では約40万人働き手が不足するとのことです。(需要は250万人、供給は210万人)

 

今でも人手不足と謳われてるのに(2020年26万人不足の予想)これ以上深刻化するとどうなってしまうんでしょうか。現状どれくらい人が不足していて、どんなことが起こっているのでしょうか。何か解決策はないのでしょうか。そのようなテーマでいろいろ考えて行きたいと思います。

 

■介護需要の定義

そもそも、介護の需要と言われた場合の需要ってどのように決まるのでしょうか?どんな人が介護を受けられるのでしょうか?介護保険システムも踏まえてまとめましょう。

 

■介護サービス需給までの流れ

介護サービスは65歳以上の方で、かつ介護認定を受けた方が、介護保険を利用して受けることができます。

介護認定を受けるためには、まず市役所にて申請書を出します。そして市の調査員による訪問調査が行われます。ここでは歩行、入浴、排泄などの日常動作に加え、認知機能など約80項目について確認されます。この結果を踏まえて介護が必要なのか、どの程度の介護が必要なのかを示すランクが付けられるのです。ランクには要支援1〜2と要介護1〜5があり、要支援よりも要介護の方が、そして数字が大きい方がより介護が必要だということを意味します。重いランクの方が介護保険の支給額も多くなり、受けられるサービスも多くなってきます。このランクが決定した後、ケアマネージャー監修のもと介護プランが立てられ、介護士によりそのプランが実行されるという流れになります。

 

介護にも、在宅介護・施設介護・地域密着サービスなど種類があり、それらの中でもリハビリだったり、料理や片付けだけだったりと様々な種類があります。介護人材にも様々な資格があり、この資格ならここまでしかできないが、この資格ならできるなど業務内容も様々です。

 

■一旦まとめ

一概に云十万人の介護人材不足と言っても、具体的にどういう仕事をしている人が不足しているかが分からないと、そのために何をしなければいけないのか、そもそも別の形の仕事にできないか、など解決策を考えて行くことは難しそうですね。

 

今日はただ学んだことをつらつらと書いただけになってしまいました。もう少し勉強して、介護人材の人手不足に関して一貫性を持った主張を展開したいですね。現在介護業界にどんな需要があって、その需要は今後どのように変化していくか。どんな労働供給があって、今後その供給がどのように変化していくか。まずはそこから理解を進めるとしましょうか。

 

今後加筆修正していきます。

一旦ここまで。