6 : 男性の禁欲について
若いうちに溢れ出る性欲。(私が溢れ出てるとは言ってない。)
血気盛んなことはいいが、
欲の赴くままに生きると
良くないことも出てくる。
まず時間の問題。
週7回もやってたら、1回最低30分だとすると年間で182時間(7.5日)も費やすことになる。
1週間あれば海外旅行にでも行けるほどである。
そして精神的な問題。
やりすぎるとやる気が無くなる。
また、やればやるほど欲が強くなってしまう。
他のことになんて集中できない。
そして、身なりの問題。
やりすぎると禿げたり、髭が濃くなったりする。
こんなことなら、仏門にでも入って生涯禁欲生活した方がいいんじゃないかと思ってしまうが、それではかえって問題が起こってしまう。
精子工場がキチンと稼働してくれなくなるのだ。
将来子供を持ちたいなら、いつでもフル稼働できるように設備を最高の状態に保っておきたいものである。
工場の設備を最高の状態に保つために
そして、自分の生涯を最高のものにするための時間を確保するため
そして、頭の中エロのことばかり〜なんて状態を回避するため
歳とっても、ふさふさで、清潔感あるダンディな男になるために
程々に処理を行う必要があるのである。
と、禁欲に関する概論を述べてきたわけであるが
適当にはしょった部分が多々あるので
それらについて科学的根拠をもとに解き明かして行こうと思う。
また、禁欲するって言ったって一体どうするんだよ!おれは何回も挑戦して失敗してんだよ!
って方も大勢いらっしゃると思うので
具体的にどんなことをするのが効果的かについてもまとめて行く。
■詳細テーマ
基本的な精子工場の稼働の仕組み
なぜやらないと減ってしまうのか?
テストステロンとジヒドロテストステロン
禁欲の方法
刺激コントロール
番外編
テストステロンの増やし方
ジヒドロテストステロンの減らし方
■基本的な精子工場の稼働の仕組み
工場の運営は基本的に脳の下垂体で行われている。テストステロンが減少すると、脳の下垂体から刺激ホルモン(LH)が出され、精巣にテストステロンを作れという指示を出すのである。
また、精子も下垂体から出る刺激ホルモン(FSH)が量をコントロールしている。
だから射精から始まる、下垂体とホルモンの関係は以下の通りになる。
①射精
テストステロンの低下
精嚢の精子数の低下
性欲の減退
②下垂体が低下を検知
刺激ホルモン(LH/FSHの分泌)
精子数/テストステロンが高まっていく
③精子、テストステロン共に十分な数に
LH/FSH分泌が抑制され
テストステロンと精子工場お休みに入る。
④①に戻る
・なぜ射精しないと、工場の能力が落ちてしまうか。それは下垂体がサボってしまうからである。
ずっとサボらせてしまうと、次復帰するときに鈍るのは容易に想像できる。
・テストステロンとジヒドロテストステロンについて
テストステロンは、筋力をアップさせたり、闘争心を掻き立てたり、思考能力をアップさせたりなど良いことづくしのホルモンである。
それに対し、悪玉男性ホルモンとして槍玉にあげられることの多いジヒドロテストステロン。その効能は、髪を薄くさせる、ムダ毛を濃くさせる、皮脂の分泌を多くさせるなど、なんとも迷惑な効能ばかりである。しかし、何か理由や目的があって体内で製造されるはずである。ネットの記事ではデメリットばかり書かれているが、その効果が発生理由についてはきちんと明らかにされていない。
と、程よい禁欲がなぜ必要か、その理由を詳細に説明してきたわけであるが、続いてはこれをどのようにして実現させていくかである。
実現させるためには、ある程度の禁欲が必要である。その方法については、次回まとめることにする。
■次回
・誘惑に負けない方法。
・番外編
テストステロンの増やし方
ジヒドロテストステロンの減らし方